地震による火災(震災火災)が起きる理由は、主に 「揺れによる破損」+「可燃物や熱源の暴走」+「消火が難しくなる環境」 が重なるためです。代表的な原因を分かりやすくまとめます。
地震後に火災が発生する主な原因
1. ガス器具や配管の破損
揺れでガス管・ガスホースが抜けたり折れたりすると、ガスが漏れる
漏れたガスが火花や静電気で引火する
(ただし近年は安全装置付きが増え、発生率は減少)
2. 電気のショート(通電火災)
揺れで家具が倒れ、コードを挟んで断線 → ショート
水漏れや倒壊により電気設備が壊れ、再通電時に発火する
大規模地震では特にこの「通電火災」が多い
阪神・淡路大震災、東日本大震災でも多数発生した原因。
3. 火を使っている最中の転倒・落下
調理中のガスコンロ、石油ストーブ、ろうそくなどが転倒して火が広がる
特に昔ながらの石油ストーブは転倒時に油がこぼれやすい
4. 可燃物の散乱
揺れで棚から物が落ちる・家具が倒れる
→ 紙類、布、プラスチックなどが散乱し、燃え広がりやすい環境に
5. 避難や消火が困難になる
倒壊・道路の障害物で消防車がすぐ来られない
水道管の破損により消火用水が不足
→ 小さな火でも大火災へ発展しやすい
6. 地盤からの引火(まれなケース)
工場地帯では燃料タンクの破損
都市ガスやガソリンスタンドなどの設備損壊
→ 二次災害的に大規模火災につながる
要約
地震火災は
①「揺れで壊れる」→ ②「可燃物や熱源が暴走」→ ③「消火しにくい状況」
の流れで起きやすくなります。
特に現代では 通電火災 が大きなリスクとされています。
シモデン(下野電気空調設備)
電話番号:090-9040-1167
ホームページ:https://www.shimono-denki.com/
お問い合わせ:https://www.shimono-denki.com/contact

ではどうすればよいのか?
地震火災(震災火災)を防ぐには、揺れによる“発火の原因”を減らすことと、発火しても広がらない環境を作ることがポイントです。家庭でできる対策を分かりやすくまとめます。
地震火災を防ぐための主な対策
① 発火源そのものを減らす(ガス・電気・火)
● ガス器具・配管の安全装置を確認
ガスコンロは「SIセンサー(安全装置)」付きにする
ゴムホースは劣化しやすいので定期交換
ガス栓やガスボンベの周囲を物で塞がない
● 石油ストーブ・ヒーターは就寝中・外出時に消す
古い石油ストーブは構造上こぼれやすく、特に危険
必ず耐震自動消火装置が付いたものを使う
● 電気製品のショートを防ぐ
電源コードを家具の下に挟まない
たこ足配線・劣化した延長コードを避ける
使っていない家電のプラグは抜いておく
② 通電火災(再通電時の火災)を防ぐ
地震後に停電 → 復旧時、壊れた家電やコードがショートして出火するケース。
● 「感震ブレーカー」を設置するのが最も有効
一定以上の揺れを感知すると自動でブレーカーを落とす
停電後に電気が戻っても電気が流れないため、通電火災を防げる
● 外出時・就寝前にブレーカーを落とす習慣をつける(大地震発生時)
揺れが収まったら、安全が確認できるまで給電しない
③ 火が広がりにくい家にする
● 家具の転倒防止
コンロやストーブに家具が倒れて引火するのを防ぐ
L字金具・突っ張り棒・滑り止めなどで固定
● 可燃物を周囲に置かない
コンロ周りに紙・布・スプレー缶などを置かない
ヒーターの近くに洗濯物を干さない
台所の油汚れはこまめに掃除しておく(引火しやすい)
④ 初期消火能力を高める
● 消火器を用意する(家庭用でOK)
粉末消火器またはキッチン用(強化液)が使いやすい
消費期限・圧力ゲージを定期確認
● 火災報知器(住宅用火災警報器)を設置
特に台所・寝室・階段上などに設置
電池切れが起きないよう定期点検
⑤ 地震時にすぐ対応できる知識を持つ
● 揺れを感じたらまず火を消す(可能なら)
天ぷら中などは「無理に消そうとしてやけどしない」のも大事
揺れがおさまってからコンロの状態を確認
● 家の安全確認後、ガス栓・ブレーカーを閉じる
におい(ガス臭)を感じたら絶対にスイッチ・ライターを使わない
要約
地震火災は
「発火源を減らす」+「揺れで壊れても発火しにくくする」+「通電火災を防ぐ」
の3つが基本です。
なかでも 感震ブレーカーの設置 は現代の最重要対策といわれています。

必要なら
マンションや戸建て別の具体的対策
東日本大震災・阪神大震災での火災原因比較
感震ブレーカーの種類と選び方
なども説明できます。
感震ブレーカーの設置工事と費用
感震ブレーカーの設置工事は、種類によって必要な作業や難易度が大きく変わります。
ここでは、工事の有無や作業内容、費用相場までわかりやすく説明します。
感震ブレーカーの種類と必要な工事
感震ブレーカーは大きく分けて 3種類 あり、それぞれ工事の手間が違います。
① 分電盤タイプ(内蔵型・後付けユニット)
最も確実で推奨されるタイプ。
一定以上の揺れ(一般的に震度5弱程度)を感知すると ブレーカー自体を自動遮断します。
■ 工事内容
電気工事士の資格が必須
古い分電盤 → 新しい感震機能付きへ交換
または既存の分電盤へ後付けユニットを組み込み
1〜2時間程度の作業
■ 費用の目安
約 3万〜10万円
(分電盤交換の場合は高め、後付けユニットはやや安い)
■ メリット
最も確実・高信頼
停電復旧時の通電火災をほぼ防げる
マンション・戸建てどちらにも適合
② コンセントタイプ(感震コンセント)
特定のコンセントに接続した家電への給電を停止するタイプ。
■ 工事内容
コンセントの交換や配線作業が必要
電気工事士による1箇所30分ほどの工事
■ 費用の目安
1箇所あたり 1万〜2万円
■ メリット
冷蔵庫・テレビなど特定家電の通電火災対策
分電盤タイプより簡易
■ 注意
家中すべての電気を止めたい場合には不向き
③ 簡易タイプ(挿し込み式・落下式)
ホームセンターで買える1000〜5000円程度の簡易品。
■ 工事
工事不要。自分で設置可能。
■ 仕組み
主ブレーカーのスイッチに重りをぶら下げ、揺れで落ちるとレバーが下がる
またはコンセントに挿して地震時に電流を遮断する簡易品
■ 注意点
確実性は分電盤タイプより低い
分電盤タイプの補助として使うのが推奨される場合も
工事依頼先の例
電気工事店(街の電気屋さん)
住宅設備業者・ハウスメーカー
分電盤メーカー(Panasonic・日東工業など)の認定工事店
各自治体の補助金認定業者(自治体によっては助成金あり)
どれを選べば良い?
確実に地震火災を防ぎたい → 分電盤タイプ(工事必須)
費用を抑えつつ部分的に対策したい → コンセントタイプ
とりあえずの対策・補助策 → 簡易タイプ
🔧 設置工事までの流れ(例)
①現地調査・見積もり(分電盤の年式・回路数を確認)
➁工事日決定
➂ブレーカー交換またはユニット取り付け
④動作確認
⑤引き渡し
必要なら、
あなたの家に合いそうなタイプの診断
分電盤の写真を見てのアドバイス
自治体の補助金制度の調べ方
もお手伝いできます。
シモデン(下野電気空調設備)
電話番号:090-9040-1167
ホームページ:https://www.shimono-denki.com/
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どうぞよろしくお願い致します。


