この画像を撮った時刻がお昼の13:55、
この時点の1日の発電量が17.6kwh、夕方の日が落ちるまでの1日の発電量はおよそ28kwh、1ヶ月で曇雨の日を考えて25日で計算。28kwh×25日=1ヶ月発電量=700kwh(想定)
今の電力料金に換算すると28000円分ほどになる。
電気の使用目的でしたら、5年~6年で償却できる計算だ。
ただし、売電(FIT=16円)での売電目的でしたら、償却期間は10年~12年ほどかかる計算になる。
ここの太陽光は発電量の30%を自宅で使用、70%を売電しているため、月の発電量の700kwhの70%をFIT価格=16円で売電しているため、月7000円~8000円の売電収入があるとのこと。
■太陽光発電がなぜ注目されている?
太陽光エネルギーが注目される理由はいくつかあります。
1.再生可能エネルギー:太陽光エネルギーは再生可能なエネルギー源であり、太陽からの光や熱を利用して発電するため、環境に負荷をかけずにエネルギーを供給することができます。
2.持続可能性:太陽光は無尽蔵に地球に降り注ぐエネルギー源であり、その供給は枯渇することがありません。これにより、太陽光エネルギーは持続可能なエネルギー源として注目されています。
3.環境への配慮:太陽光発電は、化石燃料の燃焼による二酸化炭素の排出を抑制し、大気汚染や温室効果ガスの削減に貢献します。そのため、環境保護の観点からも太陽光エネルギーが重視されています。
4.独立性と安定性:太陽光発電は、太陽があれば発電できるため、エネルギーの供給が比較的安定しています。また、地域や個人の自給自足のエネルギーシステムとしても利用され、エネルギーの独立性を高めることができます。
これらの理由から、太陽光エネルギーは持続可能で環境に優しいエネルギー源として、世界中で広く採用されています。
■太陽光発電以外の主な発電方法
①風力発電: 風力発電は、風力タービンを使用して風の力を利用して発電する方法です。風力発電所は、風の強い場所に設置され、風力で回転する風車が発電機を駆動し、電力を発生します。
②水力発電: 水力発電は、水の力を利用して発電する方法です。ダムや河川などの水源を利用し、水車や水力タービンを回して発電機を駆動し、電力を発生させます。
③火力発電: 火力発電は、石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料やバイオマスなどを燃焼させて発電する方法です。燃料を燃やして発生した熱を利用し、蒸気を発生させてタービンを回して発電します。
④原子力発電: 原子力発電は、核分裂反応によって発生する放射線熱を利用して発電する方法です。原子炉内で核分裂が起こり、その熱を利用して蒸気を発生させ、タービンを回して発電します。
⑤地熱発電: 地熱発電は、地球の地熱を利用して発電する方法です。地下の高温の岩石や地下水を利用し、蒸気を発生させてタービンを回して発電します。
これらの他にも、潮力発電や波力発電など、さまざまな発電方法があります。それぞれの発電方法には利点や欠点があり、地域の状況や資源の有無に応じて適切な方法が選択されます。
■日本の発電手段
内訳)
①火力発電 83.4%
②原子力発電 7.2%
③水力発電 6.4%
④新エネルギー3.0%
以上を見てみると、火力発電がダントツになっております。
日本の電力事情は、ほとんどが火力発電に頼られた電力供給がなされており、燃料を使わずして電力の供給が不可能ということであります。
燃料の価格が高騰すればそれに比例して電力料金が値上がりするという構図は避けられないため、自然エネルギーを利用するよりもはるかに効率が悪いということがわかります。
また、二酸化炭素排出の問題もクローズアップされ、自然エネルギーに変えていくことで、地球環境にもやさしくなっていくことでもあります。
■太陽光発電の推定発電量はどれくらい?
◯1kWあたりの年間推定発電量
一般的に、太陽光発電の1kWあたりの年間推定発電量は1,000kWh程度とされています。
ただし、1,000kWh程度というのはあくまで目安です。
【家庭用向けで4KW~6KWの設置が一般的です】
例えば、5KWあたりの太陽光パネルを設置した場合、年間約5,000kWhの発電量となります。月410kWhとなり、冬場の一般家庭向けでしたら電気代が概ね0円に近くなる計算となります。
※蓄電池などを設置した場合としない場合では、使える電気量が変わることもあります。
昼間使わない電力を一旦蓄電池に貯めておいて、電力量が上がる夜に電力を使うことをおススめしたいです。
実際には、設置する地域や設置方位(太陽光パネルを向ける方位)、設置角度(太陽光パネルの傾き)、パネルの種類(種別毎の特性)、パワーコンディショナなど付属機器の効率、各種損失、周囲環境などに影響されるため一概には定義できません。
■太陽光発電システムパネル・蓄電池の設置費用の相場
太陽光発電システムの設置費用のおよその費用は、1kWあたりに換算した価格は25万円/kW~40万円/kWが相場のようです。
蓄電池の方では、大きさにもよりますが1kWhあたりの参考価格=約20〜40万円(本体価格+工事費込み)です。
住宅用の据え置き型蓄電池を設置する費用は、本体+工事費込みで約150〜300万円が相場です。
自然エネルギー、特に再生可能エネルギーのメリットは多岐にわたります。以下にその主なメリットを挙げます。
持続可能性: 再生可能エネルギーは、風力、太陽光、水力などの自然の力を利用して発電するため、枯渇する心配がありません。これにより、エネルギーの持続可能性が高まります。
■自然エネルギーのメリット
①環境への配慮: 再生可能エネルギーの多くは、化石燃料の燃焼による二酸化炭素やその他の有害物質の排出を大幅に削減します。これにより、大気汚染や地球温暖化などの環境問題の緩和に貢献します。
②地域経済の活性化: 再生可能エネルギーの開発や運用には、多くの場合、地域の雇用機会を生み出す効果があります。風力や太陽光発電所の建設やメンテナンスに関連する作業は、地域経済にプラスの影響を与えます。
③エネルギー安全保障: 再生可能エネルギーは、エネルギーの供給源を多様化し、エネルギー安全保障を強化するのに役立ちます。化石燃料に依存せず、国内のエネルギー生産を増やすことができます。
④価格の安定性: 再生可能エネルギーの価格は、太陽光や風力のような自然の資源に基づいているため、化石燃料の価格の変動に左右されにくい傾向があります。そのため、エネルギー価格の安定性が高まります。
これらのメリットから、再生可能エネルギーは持続可能なエネルギー未来の一部として、世界中でますます重要視されています。
■太陽光発電の将来性
これからの太陽光発電は非常に重要な役割を果たすと考えられています。以下に、太陽光発電の将来に関するいくつかのポイントを挙げます。
①技術の進化: 太陽光パネルや発電システムの技術が進歩し、より効率的でコスト効果の高いソーラーシステムが開発されています。これにより、太陽光発電のコストが低下し、普及が促進されると期待されています。
②持続可能なエネルギー源としての需要増加: グローバルな気候変動の問題や、化石燃料によるエネルギーの有害な影響に対する懸念が高まっています。そのため、再生可能エネルギーへの需要が増加し、太陽光発電もその一環としてますます重要視されています。
③エネルギー革命の一部としての位置づけ: エネルギー分野では、持続可能なエネルギーへの移行が進行中であり、太陽光発電はその中心的な役割を果たしています。エネルギー革命の一環として、太陽光発電はエネルギーの将来をリードすることが期待されています。
④地域コミュニティへの貢献: 太陽光発電は、個人や地域コミュニティが自らのエネルギー生産を管理し、エネルギー独立性を高める手段としても重要視されています。地域の雇用創出や経済活性化にも貢献することが期待されています。
以上のような理由から、太陽光発電は持続可能なエネルギー未来において重要な役割を果たすと考えられています。技術の進歩や市場の拡大により、太陽光発電はますます普及し、エネルギーの持続可能性を確保するための重要な手段となるでしょう。
■太陽光発電の普及率
2022年時点での太陽光発電の普及率は、国や地域によって異なりますが、世界的には急速に普及しています。特に再生可能エネルギー政策の推進や技術の進歩により、太陽光発電の普及が加速しています。
例えば、ドイツや中国、米国などの一部の国では、太陽光発電の普及率が非常に高くなっています。これらの国では、政府の支援や補助金制度、ネットメータリング制度の導入など、再生可能エネルギーへの取り組みが進んでいます。
また、日本でも太陽光発電の普及率は高まっており、屋根上や地上に太陽光パネルが設置される機会が増えています。政府のFIT制度(固定価格買取制度)や地方自治体の補助金制度などが普及を後押ししています。
全体的に見ると、太陽光発電の普及率は着実に拡大しており、再生可能エネルギーの中心的な役割を果たしています。今後も技術の進歩や政策の推進により、さらなる普及が期待されています。
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