ブレーカーが落ちる原因とは?そもそも漏電ってなに?

皆さん、こんにちは。大阪府枚方市を拠点に、電気工事や空調設備工事、太陽光発電工事を行っている下野電気空調設備です。今回はブレーカーが落ちる原因と漏電についてご紹介いたします。



■ブレーカーが落ちる原因


ブレーカーが落ちる原因はいくつかあります。主な原因は次のとおりです:


1.過負荷:電気回路が設計された容量を超える電力を消費する場合、ブレーカーは過負荷を検知して落ちます。例えば、同じ回路に多くの電化製品を接続すると、過負荷が発生しやすくなります。


2.短絡:配線の断線や絶縁の欠陥によって、電気が直接的に異なる回路間で接触し、高い電流が流れる場合、ブレーカーは短絡を検知して落ちます。これは火災や機器の損傷を防ぐための安全機能です。


3.電気の問題:電気系統の問題、例えば不安定な電圧や電流、配線の劣化、コンセントやスイッチの故障などが、ブレーカーが落ちる原因となることがあります。


4.ブレーカー自体の故障:時々、ブレーカーが機能しなくなります。これは古いブレーカーや不良なブレーカーが原因です。


5.漏電:ひとことで電気の漏れになります。機器の故障や配線の劣化など電気が通常とは違う流れが起きたときに漏電ブレーカーが作動します。


これらは一般的な原因ですが、ブレーカーが落ちる具体的な原因は、状況や環境によって異なります。ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、電気技師に相談することをお勧めします。


施工事例:https://www.shimono-denki.com/case/house/35119

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■電気の過負荷とは


電気の過負荷とは、電気回路において設計された電力容量を超えて電力が消費される状態を指します。電気回路は一定の電力容量までしか電力を供給できないため、その容量を超える電力が消費されると、電気配線や機器が過熱し、火災や機器の損傷の原因となります。


例えば、ある部屋の電気回路が15アンペアのブレーカーによって保護されているとします。この回路に20アンペアの電力を消費する機器を接続すると、ブレーカーは過負荷を検知して自動的に落ちることになります。


過負荷を防ぐためには、電気回路の設計や使用する機器の電力要件を正しく把握し、ブレーカーの定格容量を超えないように注意する必要があります。また、過負荷を防ぐためには電気回路の定期的な点検や保守が重要です。



■短絡とは


短絡とは、電気回路において異なる回路間で電気が直接的に接触し、通常の経路を迂回することを指します。この接触により、非常に高い電流が発生し、通常はその回路を保護するためのブレーカーやヒューズが作動して電気が遮断されます。


短絡は、配線の断線や絶縁の欠陥によって発生することが一般的です。例えば、配線の絶縁が摩耗していたり、断線していたりする場合、電気が異なる回路間で直接接触してしまうことがあります。


短絡は火災や機器の損傷のリスクを伴いますので、通常は回路を保護する安全装置が作動して電気を遮断することで対処されます。また、電気設備の定期的な点検や保守が行われることで、短絡のリスクを最小限に抑えることが重要です。



■漏電とは


漏電とは、電気回路内で通常の経路を迂回して電気が流れる現象です。通常、電気は回路内を正しい経路を通って流れますが、漏電が発生すると、回路の絶縁が破損したり、電気が回路の外部に流れ出ることがあります。


漏電は通常、地絡とも呼ばれることがあります。一般的には、電気設備の絶縁が劣化したり、損傷したりすることによって発生します。例えば、配線が絶縁されていない部分に触れることで漏電が発生することがあります。


漏電は安全上の問題を引き起こす可能性があります。例えば、漏電が金属部品に流れ込むと、人が触れると感電の危険が生じます。また、漏電が続くと火災の原因になることもあります。


このため、漏電を防ぐためには、適切な絶縁が保たれた電気設備の使用や、漏電保護装置(RCD:Residual Current Device)の設置が重要です。RCDは漏電を検知し、電気回路を自動的に遮断して人や機器を保護する役割を果たします。



■電気の事故


電気の火災事故は、電気回路や電気機器が原因で発生する火災のことを指します。これらの火災は、様々な要因によって引き起こされる可能性があります。


1.過負荷: 電気回路に接続された機器やアプライアンスの消費電力が、回路が許容する容量を超える場合、過負荷が発生し、配線や機器が過熱して火災が発生する可能性があります。


2.短絡: 配線や電気機器の絶縁が破損し、異なる回路間で直接的に電気が接触することで、非常に高い電流が発生し、火災が引き起こされることがあります。


3.漏電: 電気設備の絶縁が劣化して、電気が回路の外部に漏れ出すことで、人や建物の構造物に触れたり、可燃性の物質に接触したりして火災が発生する可能性があります。


4.不適切な配線や接続: 配線の不良や不適切な接続、電気機器の誤った取り付けなどが火災の原因となることがあります。


これらの要因を防ぐためには、適切な電気設備の設計、取り付け、保守が必要です。また、定期的な点検やメンテナンスを行い、火災のリスクを最小限に抑えることが重要です。さらに、火災警報装置や消火器の設置も重要な対策の一つです。



■配電盤やブレーカー交換の費用


配電盤の交換の費用は、いくつかの要因によって異なります。以下は、一般的な要因です。


配電盤の種類と規模: 配電盤のサイズや機能によって費用が変わります。より大きな規模や機能を持つ配電盤は、より高価になります。


労働費用: 交換作業にかかる労働費用は、地域や業者によって異なります。労働費用は、作業の難易度や時間に応じて変動することがあります。


部品のコスト: 配電盤に必要な部品や付属品のコストも費用に影響します。これには、ブレーカー、配線、端子、接続器、およびその他の部品が含まれます。


電気工事の許可や手続き費用: 電気工事を行う場合、地域の規制や法律に従う必要があります。これには許可申請や手続き費用が含まれる場合があります。


その他の追加作業費用: 交換作業に伴って、追加の作業が必要になる場合があります。例えば、配線の更新、地絡保護装置の追加、周辺機器の交換などです。


これらの要因は、個々のケースや地域によって異なります。そのため、配電盤の交換の費用を正確に把握するためには、地元の電気工事業者に見積もりを依頼することが重要です。また、複数の業者から見積もりを取ることで、費用の比較ができます。


シモデンHP参考

https://www.shimono-denki.com/electrical




■ブレーカー交換工事にかかる時間


ブレーカーの交換工事にかかる時間は、いくつかの要因によって異なります。以下は、一般的な要因です。


ブレーカーの種類と規模: ブレーカーの種類や規模によって、交換に必要な時間が異なります。小さな住宅用ブレーカーの交換は、大規模な工業用ブレーカーの交換よりも簡単かつ迅速に行うことができます。


配線の状態: ブレーカーの交換には、配線の状態や配置に応じて異なる作業が必要になります。配線がアクセスしやすい場所にある場合は、交換作業が容易に進むでしょうが、配線が入り組んでいたり、アクセスしにくい場所にある場合は、より時間がかかる可能性があります。


追加の作業: ブレーカーの交換だけでなく、配線の点検や修理、ブレーカーパネルの周囲の清掃など、追加の作業が必要な場合もあります。これらの作業が追加されると、交換にかかる時間が長くなります。


経験と技量: 電気工事の経験や技量によっても、作業にかかる時間が異なります。経験豊富な電気技師は、効率的に作業を進めることができるため、交換にかかる時間が短くなることがあります。


一般的に、単一のブレーカーの交換には30分から1時間程度かかることが一般的です。しかし、上記の要因によって、この時間は変動する可能性があります。大規模なブレーカーパネルの交換や、追加の作業が必要な場合は、時間がかかることがあります。



当社へのご依頼で一番多いのが、1番の過負荷と3番のブレーカーの故障が一番多いです。



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