電気工事業の登録の必要性

「電気工事業」を営もうとするときは、電気工事業の業務の適正化に関する法律(以下「電気工事業法」という。)に基づき、都道府県知事又は経済産業大臣へ登録等が必要です。


電気工事業登録を取得するためには、条件として保有していなければならない資格があることをご存知でしょうか。


◯電気工事業法では、一般用電気工作物に関わる電気工事を行う営業所ごとに「主任電気工事士」を設置しなければならないと定められています。

※「主任電気工事士」の要件といたしましては2パターンあります。


 ①「第一種電気工事士」の免状の交付を受けている

  (3年以上の実務経験が必要)


 ②「第二種電気工事士」の免状の交付を受けた後3年以上の実務経験

   がある


どちらかを満たせば「主任電気工事士」と認められます。



第一種電気工事士の試験は、年齢・性別・学歴に関係なく、どなたでも受験可能です。

ただし、試験合格後の資格免状交付については、電気工事に関して3年以上の実務経験を経た方に交付されます。



ですので、いずれにしても電気工事業として登録をするには、実務経験が3年以上かかるということになります。


逆に電気工事業の登録がある業者さんは、最低でも3年以上の実務経験があり信頼できるというわけです。




〇法律の遵守: 多くの国や地域では、電気工事業を行うには法律に基づいた登録が必要です。無登録での業務は違法となり、罰則が科されることがあります。



〇安全性の確保: 電気工事は高い専門知識と技術が求められます。登録を通じて、資格を持った専門家が業務を行っていることが確認されるため、安全な施工が保障されます。



〇顧客の信頼: 登録された業者は、一定の基準を満たしていることが証明されるため、顧客からの信頼が得やすくなります。信頼性はビジネスの成長に不可欠です。



〇保険や保証の適用: 登録業者は、万が一の事故やトラブルに対して保険に加入しやすく、顧客に対しても保証を提供しやすくなります。



〇市場競争力の向上: 登録があることで、正規の業者として市場での競争力が高まり、受注機会が増える可能性があります。



以上の理由から、電気工事業の登録は重要な要素となります。具体的な手続きや要件については、地域の法律や規制に従う必要があります。



高圧の工事


1.専門知識の必要性: 高圧電気設備を扱うため、特別な資格や知識が必要です。無資格での作業は危険です。


2.安全対策: 高圧工事は事故のリスクが高いため、適切な安全対策が求められます。適切な保護具や手順を遵守することが重要です。


3.法規制の遵守: 高圧工事には厳しい法律や規制があります。登録や許可を受けることが必要です。


4.顧客のニーズ: 高圧工事は、特に商業施設や工場などで需要があります。顧客の要望に応えるため、適切な技術を提供することが求められます。


このような要素を考慮し、確実な作業を行うことが高圧工事の成功に繋がります。



低圧の工事


定義と範囲: 低圧工事は、一般的に電圧が600V未満の電気工事を指します。家庭や小規模な商業施設などで行われることが多いです。

低圧電力に対し、高圧電力は交流で600Vを超え7,000V以下、直流で750Vを超え7,000V以下の電圧を指します。


また、交流、直流とも、7,000Vを超える電圧は「特別高圧」として区別されています。


高圧電力は、中小規模の工場や学校などで使われており、特別高圧は大規模な工場など、大量の電力を使用する施設で用いられています。


1.資格要件: 低圧工事も資格が必要ですが、高圧工事に比べて比較的取得が容易な場合があります。ただし、電気工事士の資格が求められることが一般的です。


2.安全対策: 低圧とはいえ、電気作業にはリスクが伴います。適切な安全対策や手順を守ることが重要です。


3.施工内容: 照明やコンセントの設置、配線工事など、日常生活に密接に関わる作業が多いです。


4.法規制: 低圧工事も法律や規制に従う必要があります。特に建築基準法や電気事業法に基づいて作業を行う必要があります。


低圧工事は、生活に密着した重要な作業であり、適切な知識と技術が求められます。



高圧電力とキュービクル


高圧電力

定義: 高圧電力は、一般的に600V以上の電圧で供給される電力を指します。産業用や商業用の設備に広く使用されます。


用途: 主に工場、商業ビル、大型施設などで利用され、大きな電力需要を支えるための電源供給を行います。


安全性: 高圧電力を扱う際には、専門知識と資格が必要です。適切な安全対策を講じることが重要です。


キュービクル

キュービクル(キュービクル式変電設備)は、高圧電力を受電し、低圧電力に変換して分配するための装置です。


構造: 一般に、金属製の箱(キュービクル)内に変圧器や遮断器、配電盤などが組み込まれています。コンパクトな設計で、屋外や屋内に設置できます。


役割:


受電: 電力会社から高圧電力を受け取ります。

変圧: 高圧電力を低圧電力に変換し、施設内で利用できるようにします。

分配: 施設内の各部門へ電力を分配します。

保護: 過負荷や短絡時に回路を保護する役割も果たします。

設置場所: 工場やビルの屋外、特に変電所近くに設置されることが多いです。


高圧電力とキュービクルは、産業や商業における電力供給の重要な要素であり、適切な管理と維持が求められます。




低圧電力向けのプラン

低圧電力プランには下記の2種類があります。

①従量電灯

➁動力プラン




従量電灯

従量電灯とは、電気料金プランでは最もポピュラーなものです。


「従量」とは、使用量に基づいて決めるという意味で、使用した電気の量に応じて課金されます。


そして「電灯」と名が付いているとおり、蛍光灯や白熱灯の照明器具をはじめ、テレビ、洗濯機などの家電製品に向いたプランです。




動力契約

これに対して動力プランは、小規模な店舗などの施設で使われるプランです。普通の家庭で使われることはあまりありません。


業務用エアコンがあるオフィスや工場、業務用冷蔵庫がある飲食店など、多くのパワーが必要な機器を使う場所で利用されます。


「電灯」とは電気の種類が異なり、少ない電流で大きな電気を届けられるのが「動力」の特徴です。


動力プランでは「三相」と言われる特殊なコンセントが使われます。



シモデンでは電気のプランの見直しなどのご提案をさせていただきます。

低圧プランの見直し(電気料金)などございましたらよろしくお願いいたします。


下野電気空調設備(シモデン)

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